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メトクロプラミド(商品名プリンペラン、メトクロールなど)、躁病治療薬の炭酸リチウム(商品名リーマス、リチオマールなど)などは、ドーパミンの分泌や活性を低下させ、性欲低下をもたらすと考えられます。また、モルヒネなどは視床下部視索前野のドーパミン作動性神経を抑制するため性欲を低下させます。抗うつ薬の塩酸イミプラミン(商品名トフラニール)、アミトリプチリン(商品名トリプタノール)、クロミプラミン(商品名アナフラニール)などはドーパミン受容体遮断作用に加えて、セロトニン作動神経活性を上昇させ、性欲低下をもたらします。
その他抗不安薬、催眠薬などの目的で使用するベンゾジアゼピン誘導体のジアゼパム(商品名セルシン、ホリゾンなど)は性欲低下を生じますが、これは性中枢の鎮静作用によると考えられています。働末梢性にEDを引き起こす薬剤抗コリン作動性神経に関係する薬物勃起は副交感神経終末よりアセチルコリンを遊離し、ムスカリン受容体に作用して、主にNOを産生させ、これがcGMPの濃度を上昇させて起こるので、抗コリン或いはムスカリン受容体遮断作用のある薬物は、EDを生じる可能性が高いのです。
鎮痙薬のアトロピン(商品名アトロピン)やスコポラミン(商品名ハイスコ)、喘息治療薬のイプラトロピウム(商品名アトロベントエアゾール)などはムスカリン受容体を遮断するので、EDを引き起こす可能性が高いのです。向精神薬のクロルプロマジン、フルフェナジン、ハロペリドールなどや抗うつ薬の塩酸イミプラミン、アミトリプチリン、クロミプラミンなどは、中枢作用以外に末梢性に抗コリン作用を示しEDを生じます。
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また、来院前に離婚の話が出ていたり、すでに離婚していたりで(新婚EDの離婚率は高い)、治療以前の問題があり、新婚EDの治療は現在においてもなお困難であることには違いありません。男性更年期に起きる変調更年期というとすぐ女性の更年期を思い浮かべる人が多いと思います。また更年期はその時期に見られる、いわゆる更年期障害と混同されて使われています。
しかし、男性の場合も女性と同様、更年期があるのです。欧米では二〇年以上も前から男性更年期という言葉が使われており、この時期には思春期のように激しい変化はないにしても更年期には身体的にも、また心理的にも変化が見られます。ただ、男性更年期は女性のようにホルモン分泌が著明に低下し排卵がなくなり、心身ともに激しく変化するのとは違い、精巣での精子の形成は続いており、この点は女性の更年期とは趣が異なります。
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